お目当ての女性に高級プレゼントなどをエサに言い寄ろうとして、結局はプレゼントだけをむしり取られるアンハッピーな野郎のこと。
最高峰のみつぐ君は女性に振られた理由を「プレゼントの質」に求め、自分にその理由があることから目をそむけ、幾度となく同じ過ちを繰り返す。
そんな最高峰のみつぐ君の背中は哀愁に満ち、しかし反面では心の中に大いなる野望が満ちているところが何とも健気である。
『みつぐ君気質』はバブル崩壊後も延々と受け継がれ、キャバクラ嬢に貢ぐ者は数知れない。
バブル期と今の違いは貢ぐ金を必死にバイトして稼いだのがバブル期のみつぐ君で、簡単にキャッシングして金を用意するのが今のみつぐ君である。
なんかバブル期のみつぐ君が少し偉く思えてしまうのは錯覚であることは間違いない。