バブル時代の女性の憧れの的と言えばW浅野の一翼を担う浅野温子であった。
そのロングヘアーは10代のモデル時代から一貫しており、浅野温子と言えば
ロングヘアーと言えるほどの代名詞となっている。
W浅野のもう一翼浅野ゆう子とは違い映画畑で成長してきたことが、
彼女の魅力でもある「かわいい小悪魔からハードなヒロインまで幅広くこなす」
演技力につながっていると言える。
コミカルな演技としては1992年から数回に渡って放映されているテレビドラマ
「サザエさん」がある。トレンディー女優が「サザエさん」というチャレンジには
驚くべき役者魂を感じることとなった。
バラエティー番組にもほとんど出演していない中、1989年第39回紅白歌合戦の
審査員としての出場は目を引く。
現在は舞台にも注力し、またライフワークである「日本神話への誘い」も並行して
行い、女優業にとどまらない活躍を続けている。