きんさんぎんさんは1892年8月1日に愛知県矢野家で双子として生まれる。
ちなみに最初にうまれたのは妹のぎんさんであったが、後に生まれた方を姉とする
当時の慣習からきんさんが姉となった。
きんさんぎんさん共に100歳を超えて1991年にダスキンのテレビ宣伝で
「きんは100歳100歳、ぎんも100歳100歳」の名セリフで一世を風靡する。
ちなみにダスキンのフリーダイヤルが「100100」であったことから、
双子の100歳の姉妹に白羽の矢が当たったのであった。
きんさんぎんさんは100歳を超えてから多忙となり、
100歳を超えて初めての確定申告を行ったほどであった。
2000年1月23日に姉の成田きんさんが心不全にて死去。享年107歳。
続く2001年2月28日に妹の蟹江ぎんさんが老衰にて死去。享年108歳。
年を取っても双子姉妹のニギニギしさを振りまいて、バブル終焉を迎えようとする
日本全土を和ませてくれた。
反面21世紀に迫りくる高齢化社会を暗に示していたことも
きんさんぎんさんは教えてくれていた。